島根保育園ではこの幼児の時期に経験しておく必要のあること、この時期に身につけておかなければならないことに重点を置いた保育をしています。
人として最も大切なことである善悪の区別、やっていいこと悪いことをしっかりと教えていく。
そして自分を守るための体の使い方や基礎体力。友達との関わり方、協力すること、自分の意思を伝えること、自分と考えの違う人がいることを知ること、感動すること、自然への興味、関心、動物との関わりなどとともに、読み書き計算など、生きていく上で必ず必要なことの基礎をつけていくことに重点をおいています。
大きくなって、初めて経験することでも、数多くの経験をしている子は、そのことに予測がつけられたりします。「これは危ない」とか「やめておいた方がいいかな」とか「これは、うまくいくだろう」などの勘が働く。これを「第六感」が働くと言ったりします。保育をしているとき、このことは結果としては見えません。
しかし、数多くの経験は必ず蓄積されています。そしてそれがどこかで生きてきます。友達や周りの人たちとの関りなども通して、多くの経験を積み、「勘」や「感性」を養えるようにしていきたいと思います。
これが生きていくための力、「生きる力」を育みます。