しまねの保育『体育』
たくさん体を動かし
健全な体を育む
島根保育園では体育活動として、毎日かけっこや体操を行っております。体を動かす機会がめっきり減った現代の子どもたちですが、社会の環境が変わってきているので仕方のないことかもしれません。
公園で遊んでいる子どもを見かけることもほとんどありません。たまに見かけても友達と一緒にゲームをしているということも多々あります。だからこそ能動的に体を動かす機会を作ってあげなければいけません。
毎日の活動の中で柔軟体操やかけっこ、逆立ち等を行っております。逆立ちや跳び箱ができるようになることが目的ではありません。結果としてできるようになるのです。
たくさん体を動かし健全な体を育みたいと思います。健康な体は生きる力の土台です。体育を行うことは健全な体を作り、生きる力を育みます。
体育には以下のような
目的をもって行っております
- 体育好きになる(運動が得意な子は体育が好き、苦手だと体育の時間が辛い時間になる)
- 自分の身を守る(しなやかな柔軟性、転んでも手が出せる、危険回避ができる)
全くケガをしない子を育成しているのではありません。大きいけがをしないためには小さいケガをすることは必要な経験です。小さいケガをする機会をなくしてしまうことはもっと危険なことです。 - 小さな成功体験を繰り返す(できなかったことができるようになる、この体験の積み重ねが、将来の自信につながっていく、努力すればできる、色々なことに挑戦できる子に)
また体育を通して次の事を
身に着けてほしいと思います
- 転んでも泣かない
- 最後まであきらめない
- 大きな声を出す
- 友だちを応援する
決して特訓をしているわけではありません。無理をせず楽しく出来るように取り組んでいます。その結果、子どもたちはいろいろなことが出来るようになってきます。出来ることは面白いのです、面白いからまた練習する、練習するから出来るようになる、出来るようになると大好きになる。この繰り返しで上達していきます。
子どもの可能性は無限です。出来る限りその芽を広げてあげたいものです。体育を通して、健康な体を育み、たくさんのことに挑戦し、心も身体も強くたくましく成長することを願っております。