しまねの保育『読み・書き・計算』
学力の基礎は読み書き計算です
英才教育や小学校の先取り教育をしているわけではなく、基礎学力を養うことであり、子どもが自分で知りたいことや学びたいことを、自分で考え学べることが出来るようになることが目的です。
勉強をしていると思われがちですが、頭を使って遊んでいると言った感覚で取り組んでいます。そのため「お勉強の時間」とは言っておりません。「読み、書き、計算」の時間です。
幼児期は大変な吸収力があります。この時期に大事な力を身につけられるよう反復練習をします。一度にたくさん行うと飽きてしまうので、毎日少しずつ行っています。
「読み」を通して理解力を養い、文章の内容がわかるようにしていきます。
字が読めるようになれば、本を読むことが出来ます。本を読み内容を理解することが出来るようになれば、考えられるようになります。
簡単な作文を書けるように
また本のレベルも大切です。難しすぎるといやになってしまいます。簡単すぎるとつまらなくなります。その子のレベルにあった本を楽しく、達成感を得られるように取り組んでいます。
書きではえんぴつの持ち方から行います。えんぴつの持ち方は箸の持ち方にも通じており、食事のマナーにも関わってくる大事なことです。
えんぴつにキャップをつけたり、ダブルクリップを用いたりといろいろな工夫をして、正しい持ち方ができるように取り組んでいます。
平仮名・カタカナが書けるようになったら、最終的には簡単な作文を書けるようになることが、目標です。
また、計算では数字を書く練習から始め、簡単な足し算や引き算を行い、数の概念を理解し論理的思考を養います。
子どもは明確に答えが出る計算が大好きで、ゲームをクリアするような感覚で取り組んでいます。